■静岡県内ニュース(社会)
清水31.8度、全国一史上最も早い真夏日 2007/04/02
1日の県内は、前線の南下に伴って大陸から高気圧が張り出し、
汗ばむ陽気になった。静岡市では西よりの風でフェーン現象が起こり、
清水区で31・8度を観測し、全国のトップを切って今年初の真夏日を記録した。
日本気象協会静岡営業所によると、静岡での真夏日の
初観測は昨年は5月1日、平年は6月4日。
1940年の観測開始以来の記録でも、静岡で最も早い真夏日の観測となった。
最高気温は静岡地方気象台のある駿河区の観測点でも
30・7度になった。県内のほかの地区も
6月上旬以降の暑さになり、三島で28・7度、
稲取で28・1度となるなど、18の観測点のうち、
静岡市内の2カ所を含む10カ所で、最高気温が
25度を超す夏日を記録した。
三島の最高気温は1931年の観測開始以来最高という。
同日は県内で黄砂も観測され、晴れ間は広がったが、空はかすんだ。
同気象台によると、2日は前線の影響で朝方天気が崩れ、
静岡市内の予想最高気温は平年並みの17度前後になる見通し。