「オグシオ杯」誕生へ―。
日本バドミントン協会が、超人気ペアの小椋久美子、潮田玲子
(ともに24、三洋電機)の冠大会を検討していることが11日、
明らかになった。対象としているのは全日本小学生選手権。
女子ダブルス部門の覇者にオグシオ杯を授与し、
第2のオグシオ発掘につなげるプランだ。
同協会の底辺拡大政策で、バドミントンの競技人口は毎年右肩上がり。
協会登録者は2006年度で22万2136人に達している。
増加分はほとんどが小学生。
しかも、五輪開催年は飛躍的に増える傾向がある。
4年に一度のビッグチャンス。「30万人」への起爆剤としても
オグシオ効果を利用しない手はない。
今年の全日本小学生選手権は今月22日から
大阪・舞洲アリーナで行われる。「そこで具体化するでしょう」と
同協会の今井茂満事務局長。
ただし、オグシオ杯誕生は
「北京五輪でメダルを取った場合」の条件付き。
あくまでも、その記念事業としての冠設定だ。
28、29日の日本リーグ(代々木第二)で
オグシオの07年は終了。競技普及も担って五輪イヤーに突入する。
(2007年12月12日06時00分 スポーツ報知)